発達障害の診断を受けた子どもたちを育てて
とりあえず無事に大学に進学しました。
多くの方から支援や配慮を頂きました。
本当にありがたいことでした。
診断を受けてから2~3年の間、
発達障害の我が子には支援が必要なのだと
求める活動が多かったように思います。
親の会などに参加していろいろお世話になりました。
けれども、だんだんと疑問を抱くようになりました。
学校や行政に支援を求めるのは大切なことだけど、
それが学校と争うかたちで良いのだろうか?と。
また、我が子の成長にともなって変化する課題と環境に
求めるばかりで良いのか?と考えるようになりました。
学校に支援や配慮をお願いする時に
「この支援は何の為なのか」
「この支援の目的は何なのか」
そういうことを考えるようになりました。
単に、できないから、苦手だから、ではなくて
「将来、この苦手で本人が困らないようにしたい」
「今はできない事だけど、少しでもできるように」
「そのために他のお子さんと違うやり方で練習させて欲しい」
というようなことを具体的にお伝えするようにしました。
発達障害のある子に対する支援や配慮
何の為の支援なのか?
誰のための支援なのか?
目的は何なのか?
目標は何なのか?
そういうことを冷静に整理してお願いすると
学校の先生にもちゃんと伝わるように思います。
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